「初めてのロングトレイル(STY)にどれだけの補給食が必要か?」大会までにはなんとか解決しなければならない課題です(^^)
補給講座などのレポートを読んでいると、消費カロリーを予測して、その分のエネルギージェルを持っていくとあります。しかし、その通りに計算するとものすごい数のジェルを持っていくことになってしまいます・・。
まずは1時間当たりの消費カロリーですが、ロードの消費カロリーで有名な(?)以下の計算式を参考にしてみます。
「体重(kg)×距離(km)=消費カロリー(kcal)」
これに当てはめると、私の場合、体重が66kg。トレイルではロードのようにハイスピードでは走らないので、「トレイルで1時間走る消費カロリー」を「平地で1時間10キロ(キロ6分の速度)で走る消費カロリー」と同じとみなします。(※ここは非常にアバウトです(^_^;))
すると、トレイルでは1時間で660キロカロリー消費。STYの制限時間20時間に対して、目標タイムは15時間。
(STYでの推定消費カロリー)=(15時間)×(660キロカロリー)=(9900キロカロリー)
(必要なジェルの本数)=(9900キロカロリー)÷(165キロカロリー)=(60本)
※ジェルはグリコワンセコンドCCDクリアレモン(165キロカロリー)とします(^^)
なんと60本!!ジェルが1本86gだから60本となると約5キロです(>_<)
ジェル以外の荷物が大体4キロになりそうなので、その通りにジェルを持っていくと約9キロの荷物を背負って走るということになってしまいます(>_<)
ハンガーノックを回避したいのはもちろんですし、消費カロリーの分だけ補給食を持っていくというのはすごく納得がいきます。しかし、現実的なことを考えると、ジェルの重さが命取りになりかねません・・。
ではどうすれば携帯するエネルギージェルの本数を減らすことができるか・・。
ひとつはエイドでの補給・・。エイドは6か所。それぞれのエイドでは5分程度の滞在と思っていましたが、食べれるのならもう少し長くいたほうがいいかもしれません。合計3000~4000キロカロリーくらいを摂取したいところです。
さらに情報収集していると、カーボローディングで体内にエネルギーを蓄積した状態でスタートすれば、必要な消費カロリーもその分抑えれそうです。(暫定的に2000キロカロリーとします。)
しかし、最も気になっていたことがあります。それは食料が十分にあったとしても、固形物であれ、エネルギージェルであれ、胃が受け付けてくれるかどうか・・。これまでの大会で、消費カロリー分の補給ができたことがあっただろうか。「もしかしてこれが原因でSTYは完走できないのでは?」と不安がよぎります・・。
そんなとき、今回のSTYに最も参考になる過去大会があったのを思い出しました。それは「Kobo Trail 2015(K to K)(距離55.7km/累積標高3770m)」です。無事完走できましたが、このときの補給はほとんどエイドに頼りました。エネルギージェルは10本以下で、ゴール時には何本か余っていました。STYはこれの距離+25キロ、累積標高+840です。この大会の経験は大いに参考にすべきだと感じました。参加レポート
ということで、補給の計画(方針)は暫定的に以下のように決めました。
■■補給計画(方針)■■
・カーボローディングでなるべくエネルギーを蓄えておく
・胃が受け付けない場合は無理に食べない
・エネルギージェルなどの携帯食は、荷物の重量に負担にならない範囲で持っていく(ワンセコンド10~15本を予定)
・エイドの補給食は大いに活用する(目標4000キロカロリー摂取(^^))
やっぱり自分の体は自分が一番知っていると思いますし、これまで得た経験がなによりものヒントなんだと考えることにしました。ただ、大会前までにもっと自分にあった計画があれば、積極的に採用したいですね(^_^)
ジェルボトルにまとめて入れておけば、飲みやすく、軽量化にもなるので、非常に重宝します(^-^)
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