ついに行ってきました、STY。緊張するだろうなと思っていましたが、
案外、普通でした(^_^)
前日に新富士駅に到着。天気はどんより曇り。宿泊は歩いて10分のホテル。新富士駅周辺はあまり食事をするところがなかったですが、駅前のローカルなレストランで夕食します。味はまあまあでした(^_^;)当日はここからシャトルバスに乗ります。
新富士駅
そして当日・・・。晴れることを祈っていましたが、やっぱりどんよりとした曇り。いつ雨が降ってもおかしくない天候です。
スタート前会場
シャトルバスでスタート会場に着くと、
すごい霧!雨も降ったりやんだり。富士山が見える景色ではありません・・。雨が止んでくれることを祈りながら荷物チェックを受けます。
荷物チェックは長蛇の列です。30分以上列に並びました。シャトルバスが早めに会場に着いていてよかったです。チェックでつまづいて出場できなかったなんてシャレになりません。チェックしたのは全部ではありません。プリントアウトした地図。ライトと予備電池。雨具上下。雨具は裏地に防水加工がされているかまでチェックされました。ドキドキしながらも無事通過。
トイレを済ませ、いよいよスタートです。やっぱり雨は降ったりやんだり。雨具の上だけは着て走ることにしました。
スタート前
高低差表
持参物についてです。高低差表をカラーコピーして小さく折りたたんでポケットに入れました。これとにらめっこして、体力と相談しながらペース配分を考えました。また、エネルギージェルは
「ワンセコンド」を15本携帯しました。
最初のエイドの「A5富士山資料館エイド」までは問題なく進めます。道幅が狭かったり、渋滞が多かったです。もっと早めに前に出ておけばよかったと少し後悔しました(>_<)しかし、
この大会の第一目標はまずは怪我なく完走すること。好タイムで走るのは二の次です。A5のエイドではすその水ギョーザを食します。暖かいのでいいですね(^_^)
A5~A6間は厳しいコースと鏑木さんのフェイスブックで情報があったので覚悟していました。
覚悟しているかどうかで精神的な疲労度はずいぶん違います(^_^;)「A6太郎坊」ではみくりやそばを食します。標高も少し高くて寒かったのでちょうどいいです(^^)トイレが少なく、列に並ぶだけでも10分くらいかかりました。
A6~A7間は地図では下りばっかりのはずがまあまあ上りもあった気がします(-_-;)
地図の高低差表は絶対ではないですね。下りも雨でズルズルなので、
危険を冒さず、ゆっくり目に進みます。
「A7すばしりエイド」では雑煮となめこ汁がありましたが、気分的になめこ汁を選びました。
やっぱりあったか~いです(^^)
A7~A8間はコース変更があり、少し楽になったはず・・という先入観がありましたが、とにかく長かったです。ここからライトを装備しました。トイレに行きたくなったので、山中湖の公園のトイレで用を済ませます。
このあたりから両足の爪がいたくなります。
「A8山中湖きららエイド」はわりと大きいエイドです。
ノースフェイスさんがテーピングのサービスをやっていたので利用しました(^_^)土踏まずのアーチのテーピングと爪を防御するために爪の上にもテーピングをしてもらいました。甲州富士桜ポークの豚汁はおいしかったです。汗もかいて冷えてきたので、ウェアを着替えました。
A8~A9間はとにかく劇坂でした(~_~;)まっくらで同じような道をずっと上るので精神力が問われますね。雨もまあまあ降っていました。
こんなときは何か好きな歌でも頭の中で歌いましょう(^o^)
A9二十曲峠エイドだったと思います。
「A9二十曲峠エイド」はすごく狭いエイドでした。そろそろ疲労も溜まっていたので、ここではがっつり休もうと思っていました。窮屈ながらもベンチに30分くらい座っていました。エイドの豆腐を食べるも、食欲は無くなってしまっていました。エイドを出ようとすると、
寒い!休みすぎてしまったようです。レインウェアの上下と防寒着も着ていますが、それでも寒いです。
他になにかないか・・と考えたところ、ニット帽子がありました。やっぱり必携品のことだけはあります(^_^)
A9~A10間は、
とにかく杓子山の劇坂と渋滞です(-.-)手を使わないと登れないところばかりです。
命の危険を感じながら無事突破。スピードよりも滑落しないことが優先です(^_^;)
「A10富士小学校エイド」では大きいエイドで体育館で仮眠もとれます。
食欲はないですが、よしだうどんは食べます(^_^;)マッサージをしてもらい、仮眠をしようとしましたが、寒くて眠れなかったので横になってみます。休むとやる気がなくなるもので、
がっつり55分も休んでしまいます。ストーブがあったものの、寒気はなかなか直りません。もうフィニッシュは目の前なので、ここでリタイアするわけにはいきません。
もうはやくゴールして暖かいお風呂に入りたい!という気持ちでエイドを出ます。
A10~フィニッシュ間は、寒さと吐き気との戦いです。
寒さ対策としてサバイバルブランケットを出して、レインウェアの下からお腹に巻いてみます。意外にも暖かいです(^_^)しかしすぐ熱くなり、外すことに(^_^;)地図では下りかフラットのはずなのにやたら登りがあります。もう
「うそつきー!」という気持ちを抑えれるかが肝心です(^_^;)
トレイルが終わり、いよいよ河口湖が見えて、感動のゴールゲートに近づきます。あと4キロでーす。と聞いて、もうその距離は走ったはずなのになかなかゴールが見えません。
とぼとぼ歩いていると一緒に走りましょう!という人がいて、その人と一緒に感動のゴールイン!誰か知らないけどありがとう!タイムは17時間でした。
終わってからはすぐに着替えて、温泉に入ると食欲も回復しました。消費したエネルギージェルは10本。5本余りましたが、量としてはこれでよかったです。
完走ベスト(赤)と参加賞Tシャツ(紺)
総括すると、結果論ではありますが
エイドで休み過ぎでした(^_^;)寒くなったのも休み過ぎが原因でした。吐き気とエネルギージェルを胃が受け付けなくなったのは寒さからくるものかどうかはわかりませんが、
何事もほどほどが肝心です(^_^;)とはいえ、あの雨と泥濘の中、無事に完走できたことは大きな自信につながりました(^-^)今回は富士山は見えなかったし、景色を楽しむことはできませんでした。
まあ静岡まで修行しに行った感じですね(^_^;)それにしても、UTMFの部を完走した人はすばらしいです!今の自分には程遠く感じました。
4週間後は大阪マラソンです!これからロードの準備を頑張りますっ(^_^)
完走後にこれを読みました。感動です(^ ^)

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